講演「知的障害者が地域で暮らすために」

 2010年10月25日(月) 大阪府総合福祉協会から依頼を受け、民間事業者対象社会福祉研修で当事者が講演しました。
 参加者は事業所のスタッフ約150名。当事者の話を聞いてもらおうということで、どんどんからTさんとHさんが講演に行きました。
 Tさんは地域のグループホームになかまと住み、「趣味の釣り」や「マラソン」や「野球観戦」を楽しんでいることを紹介しました。そして、得意の『六甲おろし』を歌い参加者からは拍手をもらいました。
 Hさんは昨年一人暮らしと就職にチャレンジしたことを話しました。はじめは緊張ぎみだったHさんでしたが、Tさんが作った雰囲気もあって、練習の時のように話しました。“チャレンジは大変だったけど、やってみてよかった”という自分の思いを話すことができました。自立生活センターが発行しているどんどん新聞をTさんが参加者全員に配り、自分たちの当事者活動の紹介もすることができました。
 終わってから、「どうやったかな~」と参加者が自分たちの話を聴いてどんなふうに感じたか、気になるHさんでした。これからも当事者がいろいろな人の前で話ができる機会があれば、積極的にでかけていきたいと思います。いつでも声をかけてください。