子どもたちと南三陸町を訪れました

3月26日、春休み中のスタッフの子(小6と小4)と一緒に新幹線に乗って宮城県仙台へ出発。朝早く起きた子ども達は新幹線の中で寝るかな?と思っていたのですが、やっぱり子どもは元気!仙台駅までトランプをしたり、おしゃべりしたり楽しく過ごしていました。横で僕はオヤスミナサーイ(笑)

新幹線・高速バスを乗り継いで南三陸町に到着。奏海の杜の太齋さんと合流して、今回3日間泊めていただく太齋さんのお宅へ。太齋さんの子どもさん達と愛犬チロにご対面!最初は緊張気味だった子ども達も時間がたつにつれて仲良くなり、深夜までおしゃべりを楽しんでいました。

翌日は、奏海の杜の児童デイ『にこまーる』に参加し、一緒に活動させて頂きました。『にこまーる』を利用されている子ども達はすごく元気で楽しそうに過ごされていました。突然来た僕たちにも笑顔で寄ってきてくれ一緒に遊ぶことができました。

滞在中、太齋さんに南三陸の町を案内して頂き、被災した町を直にみることができました。子ども達もカメラを持って自分達の目線で写真を撮っていました。町を見ている間にいろいろな方と話をする機会があり、新聞やニュースには載らないようなお話しも聞かせて頂きました。現地の方は子どもも含め、とても前向きで活気に溢れていると感じました。震災の事を忘れずにそして、震災に負けず、『なつかしい未来へ』そんな旗を見て、力強さを感じました。

3日間お世話になった、太齋さん・ご家族の皆さん。南三陸の皆さん。子ども達と一緒に貴重な体験をさせて頂きました。本当にありがとうございました。今回行かせていただき感じたことを多くの人に伝えていき、また南三陸の町に行きたいと思います。






「仙台駅は新大阪駅と似てて、地震があったみたいじゃなかった。南三陸は家が流れて、田んぼみたいになっているところもあって、同じ宮城県なのにぜんぜんちがうなと思った。さんさ商店街は全部、仮設の店だったけど、全部中がちがって仮設は仮設でも、ぜんぶ中はぜんぜんちがうんだなとおもった」  (F.ハルナ 小学4年生)