“食と農のプロジェクト”、始動!

この日は、M農園での第一回活動日! 大人12名、子ども4名が参加して、まず、建物近くの竹林(?)の片付けからはじめました。

竹の根っこが横へ横へと進んで建物の下からも生え、突き破ってしまった屋根の補修もはじまっています。大人たちは慣れないつるはしを振り下ろし、スコップで地面を掘って竹の撤去をし、子どもたちは撤去された竹をノコギリで切って、細工用の竹材に加工してくれました。細い竹は、近くのA農園に植えた野菜の支柱にピッタリです。

枯れ葉を拾って集めたり、敷地の一角に畝を作ってサトイモを植えたり、建物の中(←押入れや2階が子どもたちには魅力たっぷり☆)を探検したり、、、暑い中、楽しみながら作業がすすみました。いただいたスイカや大根の漬物のおいしかったこと!! サトイモは、東住吉で農園をされている方から、「収穫したらみんなで“芋煮会”でもできるやろ?」と分けていただいたものです。いろんな方のつながりで“おもろい農園”になりそうな予感です。興味のある方、ぜひご連絡下さい!



生野区の空地・空家の利用をすすめるための“食と農のプロジェクト”とは・・・
大阪市下で空家率第1位の生野区で、高齢者・障害者・こどもなど分野を問わず、地域のさまざまな福祉事業所や住民の方々に会員になっていただき、空家になっていた場所をお借りし、家を補修し、庭に畑を作りながら、誰もが参加し楽しめる場所をつくるプロジェクトです。人と人とが少しずつつながり、それぞれに力を発揮し、共に楽しめる場所をゆっくりと創りだすことで、多くの人がエンパワメントし、それぞれの“居場所”をつくりだすような活動にしたいと思っています。