8/2~3 みらくるクラブ 高取山キャンプ

朝からの雨も集合時間には降りやみ、子ども17名、親御さん9名、スタッフ・ボランティア18名、総勢44名を乗せたバスが出発しました。
到着して、はじまりの会、昼食の後、アスレチックやそりすべりをして遊びました。たくさん遊んだ後は夕食作り、メニューは『巨大オムライス・ピザ・スープ・きなこだんご』です。火おこし担当のA君(1年生)はうちわを一生懸命あおいで炎を大きくして「あつい!」と言いながらもがんばっていました。巨大オムライスはフライパンで80個の卵をいりたまごにして、具と一緒に炊いたごはんの上にのせました。ピザは、昼食後に練って発酵させておいた生地を広げ、トッピングをのせて大窯で焼きました。ツナ、コーン、トマト、玉ねぎ、ピーマン、チーズとトッピングをたくさんのせた山盛りピザができました。完成した料理はどれもおいしく、大成功でした!


 食事の後はキャンプファイヤーです。火を灯すために“火の女神”が来てくれました。子どもたちは驚いていましたが、白い布をまとい布で顔を隠した“火の女神”の登場で、キャンプファイヤーの雰囲気はぐっと盛り上がりました。B君(3年生)は“火の女神”に驚いたようで、光る棒を剣のようにして戦おうと、追いかけては、突こうとしていました。いつもはおとなしく静かな印象のCちゃん(3歳)は“火の女神”と「手をつなぎたい」と小さな声で言い、呼んで来てもらっていました。『“火の女神”がきた』ということが、子どもたちにとってはドキドキし、怖かったけど、楽しかったんだなと感じました。

 2日目はいよいよハイキングです。D君(4年生)は歩きながら、蛙や蟹をみつけては追いかけ、虫を見つければ名前を教えてくれました。自然の生き物が本当に好きで、夢中になって楽しんでいる様子が印象的でした。最後にそれぞれが拾った葉、枝、松ぼっくりなどをみんなの名前を書いた旗に付けて集合写真を撮りました。

 初めてキャンプに参加する家族、初めてハイキングをする子たちが多かった今回は、どきどきしながらも、たくさんの経験ができる機会になったようです。池に入って、蛙や蟹をつかまえることも、袋いっぱい松ぼっくりをみつけることも子どもたちは目を輝かせて一生懸命でした。また、高学年の子が年下の子と一緒に遊んで面倒をみたり、子ども同士の関わりがあったのも良かったなと感じました。親御さんには火おこしや皿洗いをお手伝いいただき助かりました。親御さん同士が少しお話できたのも、いい機会になったのではないでしょうか。そして、たくさんのボランティアの方々に参加していただき、ありがとうございました。

 また来年もみんなで楽しいことにチャレンジしたいですね☆