“食と農のプロジェクトニュース”No.12より

農園の柿の葉もすべて紅葉し、秋の景色となっています。渋柿をとり、干し柿として軒下に吊るしています。植えつけたブロッコリー、白菜、キャベツも土が肥沃だったのか、肥料をやったり、雑草をとったり、少しは世話らしいことをしたおかげなのか、立派に育っています。田辺大根、和歌山大根も3度目の間引きをしました。水菜、ラディッシュ、丸大根も一雨ごとに育っているように思います。先日、玉ねぎを30本植えました。雑草除けと土壌保護のため、ビニールの黒ゴミ袋に穴を開けて利用しました。たびだち共働作業所のメンバーとスタッフが協力して整備してくれた畝は見事な野菜畑となっています。畑中央にまっすぐ延びた長い畝にえんどう豆を植え、わらで苗を包み、竹の支柱にネットを張れば、本格的な農家が作ったような作物畑に見えることと思います。多くの方にぜひ見に来てほしいと思います。

 11月の初めから、おおさか若者就労支援機構「アグリスタート」の若者たちが作った泉州のおいしい野菜を販売しています。大きく立派に育った大根、キャベツ、白菜など旬のものです。ぜひお買い求めください。また、地域で販売に協力してくださる方を探しています。ご連絡いただければありがたいです。
農園にも週一回若者がスタッフとして加わりました。高齢者のボランティアの方にもいろいろと手伝っていただいています。〝食と農のプロジェクトをすすめる会“は、若者の就労支援、子どもの貧困問題への取り組み支援などなど活動をさらに展開したいと思っています。これからもご協力ご支援よろしくお願いいたします。

 農園カフェの第二弾の改修工事をおこなっています。
2階に床材を張り、急な階段に手すりをつけ、事務所として使用できるようにしたいと考えています。大阪子ども貧困アクショングループと連携し、子ども食堂をはじめるつもりです。12月13日の開店を予定しています。