九州でんしゃ旅

11月に4名で九州(熊本・鹿児島)へ行ってきました!

1日目の熊本では『くまもと障害者労働センターおれんじ村』にお邪魔させてもらい、見学と交流をさせてもらいました。震災時は多くのメンバーが家に帰る恐怖や避難所に行ったが過ごすことができない状況等があり、おれんじ村を避難所として開放した経緯をうかがいました。スタッフも本当は怖くてしょうがないけど「大丈夫。なにかあったらすぐ来るけん」と伝えていたことや、無理にでも楽しくしていないと気持ちが続かなかったと話していた(もちろん熊本弁で)ことがとても印象的でした。

Mさんは最後に「ああ人生に涙あり」を大きな声で歌って激励?されていました。同行したヘルパーはMさんの歌う表現に感動していました。お土産におれんじ村で製造されているお菓子を買いました。夜は地元の居酒屋に行きYさんは、ほろ酔いでいい気分に。彼らにとってはこうやって居酒屋に行くことも特別なことでまだまだ当たり前にはなっていないんだな~と改めて感じたりもしました。

2日目は熊本からSLや観光列車を乗り継いで1日かけて鹿児島中央まで行きました。YさんはSLを目の当たりにして蒸気と汽笛に大興奮され煙をみては喜び「ポッポ」とずっと真似されていました。

昼食はみんなで違う種類の駅弁を駅のホームで食べました。これもみんなが揃ってだからできる醍醐味?なんともいい風景でした。

夕食は鹿児島の黒豚トンカツ屋さんへ。みんなはトンカツを注文する中、Mさんはなんとトンコツ定食をチョイス。みんなびっくりでした。

3日目は鹿児島港から船に乗り錦江湾・桜島のクルーズ。鉄道ばかり乗っていたので船も新鮮だったようで乗り物好きのMさんYさんともに興味津々で船内や海を眺めて楽しまれていました。熊本の状況も垣間見れて自分達なりに考えることもでき、そしてなにより乗り物もお腹も満喫できた九州旅行でした。

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