デンマークキャンプ in 焼津

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このブログでも以前に周知させていただいたドキュメンタリー映画「リース遠征隊」上映会の第2弾として、『リース遠征隊&エグモントホイスコーレン(障がい者と健常者が共に暮らし共に学ぶ学校)と過ごすサマーキャンプ』が7月27日~30日、静岡県焼津市にて開催され当会からメンバー2名スタッフ1名が参加しました。キャンプの参加が決定してから当会のメンバーはとても楽しみにしていて、お寺に泊まるってどんな感じ?とかデンマークの人と仲良くなれるかな?などなど行く前からしおりを見て想像を膨らませていました。

 

このキャンプのコンセプトは、障がいを持つ参加者の介助・サポートの全てを運営スタッフがするのではなく、ヘルプ参加者が障がいを持つ参加者の介助・サポートをしながらキャンプに参加するということ。そして、障がいを持つ参加者がすべてのアクティビティを楽しめるようにヘルプ参加者がサポートすることはもちろんなのですが、ヘルプ参加者自身もキャンプを存分に楽しむということでした。そのお手本となるのが、障がいのある生徒と障がいを持たない生徒が共に生活するエグモントホイスコーレンの生徒や卒業生達でした。

 

その心強い仲間と日本全国から集まった参加者たちとの4日間は、とてもとても濃―い日々でハードなプログラムでしたがそれ以上に刺激の連続で楽しい・挑戦したい思いが疲れを優っていました。当会から参加したメンバーは言葉の壁も関係なく初めて会う仲間に自分自身でアピールして挑戦して時に助けてもらって全てのプログラムに参加でました。Kさんは山登りではみんなに応援されてゴールでき、それこそ映画の遠征隊のようでした。懇親会ではお気に入りのデンマークの方に積極的にアピールしてツーショットやハグしてもらっていました。Tさんはキャンプ途中から話し方や発音がデンマーク人のようになって全体のムードメーカーとなっていました(笑)。このキャンプでメンバーのまだまだ潜在するパワーを垣間みることができました。ヘルプ参加者として学んだことは、安心感よりもチャレンジ、とにかく今その時を(たくさんの仲間を巻き込んで)楽しみ、全うすること!でした。「今しかできなから全力でやるだけ!次にできるかわからないから」この言葉に尽きます。他にも感じたことたくさんありますがまだ上手く言葉に落とし込めません。それくらい刺激を受けて参加した各々が得るものたくさんあったクレイジーなキャンプでした。

 

またこのキャンプを主催されたDSSAプロジェクト×Hyggeの皆様、裏方として大忙しだったボランティアスタッフの皆さん、焼津市の皆さん、デンマークの皆さん本当にありがとうございました。

 

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