災害時における障害者支援について検証や情報提供を行っているBCP(事業継続計画)研究会の呼びかけで、災害発生後の避難生活を体験しようという試みを『はたらく・つながる「ととりの木」』で実施しました。
地域の団体にも参加のお願いをして集まった総勢30名で避難生活体験をスタート。
夕食作りは、災害用のお米に水を入れて60分待ちます。ご飯に加え、今回は持参した非常食が夕食です。サバ缶やレトルトカレーが人気です。ふりかけやカップめんも持参した人もいましたね。水でもカップめんはそこそこ食べられるようです。
夕食後は、グループに分かれて「自分の被災体験」を話しました。停電でEVが止まり困った人や、エアコンが止まり暑さで災害の大変さを感じたり、聴覚障害の方は役所の車が地域を回っていたが何を言っているのか分からず困ったなど、それぞれの人が感じた災害体験を自分の言葉で話されたこと、聞けたことはとても良い時間でした。
ダンボール箱でベッド作りに挑戦。みかん箱は頑丈です。でも同じ箱をいくつも揃えておかないといけませんね。
エアマットも用意しましたが、寝心地はイマイチみたいでした。
数がないので他の人は床にダンボールを敷いて寝袋で寝ました。
夜間は暗いので不安を感じるかと思いきや、誰かの「プー」で大爆笑。その後は「プー!」「うるさい!」「くさい!」「やめてー」「プー!」が続き、なかなか眠れず・・・
そんな夜を明かし、朝は乾パンを食べ、片付けて終了。
初めての避難生活は、知ってる人がいることで安心し、寝不足でも旅行気分で楽しめた方が多く見られました。それでもこのような避難生活が続くのは、やっぱりしんどいかなと思いました。
貴重な経験できたことが次につながっていくと思います。