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泣きたい時もあります

みらくるちっぷ通信より

ある日、4年生のA君は嫌がるBちゃんを追いかけ、泣かせてしまいました。すぐに謝ったA君でしたが、テンションの上がったA君が落ち着いて話ができるように大きな部屋から場所を移し、話を聴くことにしました。

A君にBちゃんが嫌がっていたことを伝え、気持ちが落ち着いた後、部屋に戻ろうとした時に、ドアを開ける職員の手がA君に少し当たりました。

するとA君が号泣したのです。そして、職員の手が当たったという話から、別の話を泣きながら始めたのです。「Aたたいた」「○○ちゃん、たたいた」「先生怒った」など、はっきりと何があったかはわからないものの、学校で何かあったんだということはわかりました。

その後も「ばかやろう」など泣きながら言い、泣き終えたA君はまた大きなお部屋にもどって遊びました。


お迎えの時にお母さんにその日の出来事を話すと、前日に学校でA君が下級生ともめて、先生から注意を受けたことがわかりました。A君は職員とのやりとりをきっかけに、前日の学校でのことを思い出し、泣いたようです。

相手の感情をよむのが苦手な子は、他の子どもたちとの関わりでうまくいかなかった時に、本人としては腑に落ちないことがあると思われます。

何かあった時に自分の気持ちを表現し、怒りやイライラを発散させ、おさめることはとても大事です。自分の気持ちをコントロールできるということが本人の力になります。A君のように泣くこと、話すこと、どんな表現でもいいのです。

みらくるちっぷでは子どもたちが表現できるように支援し、子どもたちのその表現をしっかりと受け止めたいと思います。